登場人物

*は創作した人名

◎尾張徳川家一門

徳川宗春     第七代藩主。第三代綱誠の二十男。萬五郎。松平求馬。通春。

徳川継友     第六代藩主。綱誠の十二男。曜公。晃禅院。松平通顕。

瑞祥院      第四代藩主吉通の正室。九条輔実の娘、輔子。

千姫       吉通の長女。継友の養女となり九条幸教に嫁ぐ。

宣揚院      綱誠の室。宗春の母。梅津。

本寿院      綱誠の室。吉通の母。福。

松平義孝     綱誠の十四男。支藩高須家第二代藩主。摂津守。

松平友淳     支藩川田久保家の第二代藩主。高須家第三代。尾張家第八代宗勝。

国丸       宗春の長男。萬五郎。

阿薫       宗春の室。京から出仕。宗春は「いづみ」と呼ぶ。

龍治代      宗春の二男。


◎尾張徳川家家臣

朝日野文左衛門* 本丸番。定右衛門。芝居好き。

金森数右衛門   通春初参府時の家来。

朝倉平左衛門   通春初参府時の家来。

星野織部     藤馬。長之助。異例の昇進で年寄となる。妻は藤堂出雲守の妹。

小山主膳     小姓兼小納戸。継友代から仕える。千之丞。小助。

浅田市右衛門   通春部屋住みの頃からの家来。牢入り後、再度役を得た宗春の側近。

成瀬正幸     家老。隼人正。

竹腰正武     家老。志摩守。石河章長の四男。竹腰家傍流の養子となった後、本家を相続。

石河正章     年寄。出羽守。石河章長の長男。

鈴木明雅     年寄。丹後守。金四郎。妻は石河正章の娘。太宰春台の知己。小矮鶏。

織田長恒     年寄。周防守。藤四郎。妹は小山主膳の母。

成瀬大膳     年寄。豊前守。執政。正苗。

石河雅楽     用人。正章の次男。仙次郎。光当。傍流へ養子となった後、本家を相続。

千村新平     御側足軽頭。橘町役所を任される。

加藤与次兵衛   岐阜奉行。

千賀茂兵衛    小姓。(以下の二名と同期)与五兵衛の二男。

遠山百太郎    小姓。大膳。

小笠原斎宮    小姓。小山主膳と従兄弟。

加藤清四郎    国丸付書院番頭。教育係。

小山左膳     主膳の弟。養子に出たが離縁。

桜井源五左衛門  牢奉行。

横井豊後     継友の寵臣だった父式部の余慶により年寄となる。妻は成瀬大膳の娘。

星野八左衛門   用人。織部の兄。

横井孫右衛門   用人。也有。「鶉衣」を著した俳人。

河村金之助    小姓。秀根。久米之進の次男。


◎尾張町人

小刀屋藤左衛門  福井町の商人。小刀屋藤作雅直。木全湛水。歌人。

房乃       岐阜靭屋町長左衛門の妓楼の遊女。

千代*      岐阜奉行の娘。西小路伊勢屋の佳津乃となる。

くに*      御嵩宿願興寺の大寺瞽女。年嵩。

とみ*      御嵩宿願興寺の大寺瞽女。中年。

かよ*      御嵩宿願興寺の大寺瞽女。若年。

可屋仙三郎*   飴屋町の商人。

佐吉*      仙三郎の子分。元護摩の灰。

鞘野又兵衛    歌舞伎や遊郭の細見記の作者。

宮古路豊後    浄瑠璃太夫。豊後掾。宮古路節の創始者。


◎幕府

滝川元長     綱吉恩顧の旗本。讃岐守のちに播磨守。

石河政朝     尾張家家臣石河章長の五男。旗本の石河家の養子となった。庄九郎。

徳川吉宗     第八代将軍。

松平乗邑     勝手掛老中となる。和泉守、のちに左近(衛)将監。

松平輝貞     老中格。右京大夫。綱吉恩顧の大名。老中松平信祝は甥。

黒田直邦     老中。豊前守。綱吉恩顧の大名。太宰春台の知己。


◎江戸町人

英一蝶      画家。幇間。

奈良茂左衛門   豪商。四代目勝豊。

市山助五郎    役者。初代市川團十郎の門下。脚本も書き、上方でも活躍。

太宰春台     儒学者。

玉菊       吉原角町中万字屋の太夫。

柳沢淇園     柳沢吉里の家臣。画家。随筆「ひとりね」を著す。

菊次*      吉原角町海老屋の妓夫。御家人河原家の元中間。

広助*      幇間。石河政朝の家臣の継嗣だったが身を持ち崩した。

春日野      海老屋の遊女。志乃。断家となった河原七兵衛の娘。

乙矢*      大坂城御金奉行河原七兵衛に目をかけられ奉行所手代となった。


◎京

八十宮      霊元院の皇女。吉子内親王。生後間もなく幼将軍家継と婚約。

萬里典侍*    八十宮付の女官。

霊元院      仙洞様。百十二代霊元天皇。

九条益子     益子内親王。霊元天皇の猶子となり輔実に嫁した。輔子の母。